わたしが何かを産み出すとして

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降ってきた落ち葉が、肩にぶつかりコンクリートに着地する。

わたしの肩からは大量の出血。

枯れた葉にすら皮膚の奥深く奥深く奥深くを刻まれる。

腕をツタウ赤いリボンがわたしを飾る。

重力の中で最大限自由を踊る。

真っ赤な腕が欲しいんなら千切って、
あげる。

その腕が掴みたかったものは何処かへ飛んでいった。
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わたしが何かを産み出すとして。

それはこのわたしの、人並み外れた弱さとか、育ってきた箱の中の景色とか、ほんの少しの賢さとか、何処かに隠れてる天真爛漫な顔とか、自信の無さだとか、誰かを信じる力だとか、フィルターが見せる絶望感だとか…

わたしの全てが、ほんの何かひとつを産み出すのだ。

正されたり、直されたり、否定をされたなら、もうそれは、誰かが産み出したものをわたしが演じているだけだ。

何かを産み出すなら、それは、わたしだ。



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